Monday, May 22, 2017

日本とスリランカの昔話の特徴

昔話は、祖父母や親が子供に語り聞かせたきた古くから代々伝えてくる話である。そのため昔話は口と耳による文学形式である。だから昔話には独自な味わいがあり、それをもとに現実の文芸築き上げたと思われる。さらに昔話から習慣、道徳、価値観を含まれたメッセージを与え、その集団の後世を準備することをする。
日本とスリランカの民話における特徴は両国の昔話のほとんどは現実的な世界の出来事と思想的な世界の出来事の内容が含まれてあることである。グリム童話では登場人物の服装や心理状態等を詳しく説明してある。だが日本とスリランカの昔話はグリム童話やヨーロッパとロシヤの民話と違って登場人物の服装描写、情景描写、感情描写を省き、冒頭が「昔々あるところに......」、「ekomath eka kaleka.......」抽象化した句を持って始まる特徴である。
昔から農民社会がある両国には農業に関する習慣や信頼を用いる。そして昔話では両国の人々の農業の苦労を描写することを共通点である。勤勉で水田で働く人はやがて善果をもらうという話内容が共通であってもスリランカの昔話では水田から宝物を見つけたり、神様に宝物をもらったりする話がある。だが日本の場合はそれと違って竜宮小僧に稲作に助けてもらう話が存在する。そして両国の昔話では狐はよく登場し、悪賢い動物として描写する。日本の昔話では兔も悪賢い動物で存在して、スリランカでは多くの昔話の中に兔はいじらしい動物の印象で登場する。日本とスリランカでは動物が人間ど語り合い、人間の子供を育ったり、不思議な能力で変身し主人公を助けたりする内容がある昔話が数多くある。「鶴の恩返し」、「物言う亀」、「田野久と大蛇」、「矢村の弥助」、「鳥をのんだお爺さん」等の日本の昔話と「Amal biso」等のスリランカの昔話が例としてあげられる。または人間を登場しない動物のみの昔話もある。
amal biso
資料:www.mdgunasena.com
鶴の恩返し
資料:park11.wakwak.com

両国の昔話では善玉と悪玉が登場する。そして昔話ではよく百姓が登場人物になることを共通点である。だがスリランカの昔話では百姓は若者で日本の昔話の百姓は年配の人になる。そしてスリランカの昔話の主人公の心理状態は「愚かな者」または「勇者」で描写する。だがほとんどの日本の昔話の主人公になる「お爺さん」と「お婆さん」の心理状態は「優しい」そして「勤勉な者」に描写している。
日本とスリランカの昔話野中では内容を合っている昔話も存在する。日本の「虎の油」の話では人をだます大作という人が小間物を商いに行っている途中雨に濡れて、ある家に入り、その大家さんをだましておごってもらう話がある。そして自分のお嫁さんの里で初めて団子をごちそうになり、その料理を自分の女房に作ってもらうつもりで「団子...団子」と名前を繰り返しながら帰ってきたばか息子が途中にあったみそが「どっかいしょ」といって飛び込む。それから団子を忘れて「どっこいしょ....どっこいしょ」と繰り返しながら家に来て女房に「どっこいしょを作ってくれ」と言う。やがて女房の頭を打って、大きなこぶが出来るまでの大喧嘩になる。登場人物が違っても話は上記の物語と全く似ている昔話がスリランカにもある。
日本とスリランカの昔話の特徴をまとめてみると、善玉と悪玉が登場すること、仏教の影響で両国の昔話で現れる財産には欲が無いことを絶賛していること、親と長女の言葉に従わないと罰受けること、ほとんど昔話では女性は否定的にとらえていること、鬼と魔法使いが登場すること、または謙譲の美徳を教えることが共通点である。
山姥
資料:https://upload.wikimedia.org
Maha denamutta
資料:https://c1.staticflickr.com

日本とスリランカの昔話の相違点としては日本の昔話は短くて途中で終わる話が多い。でもスリランカの昔話は話が長く続ける。日本の昔話では登場する「山姥」と「雪女」は不思議な能力を持っている。彼女たちには魔法で自分の姿を変えた話しが存在しても相手を変えた話は見られない。だがスリランカの昔話の魔法使いは極普通の人間で男性である。そして山林に住む山姥と違ってスリランカの魔法使いは村に住み、悪幽霊や病気から人を守る存在である。そして村の人々に尊敬される三人の一員となる。日本の昔話では「お地蔵様」、「竜宮小僧」、「山の神」、「氏神」等の人を助けてくれる数多くの菩薩様と神様が存在する。だがスリランカの昔話ではShakra devi」詰まり「帝釈天」がよく登場する。

これまで、日本とスリランカの昔話で指摘されてきた共通点と相違点を見てみると昔話はどの様な話構造があってもその集団の習慣と基本を次世代に伝えるため自然で無意識的な影響を与えているということを理解できる。

Wednesday, May 11, 2016

スリランカの食文化

この記事ではスリランカの食品、食材、調理法、食べ方などを書き表してある。
 アジアのほとんど国のようにスリランカにも主食は米である。日本の米みたいに粘りがないしタイ米に似ている。もともとは米、匁、粟、大角豆、ヒヨコマ、穀物、牛乳、野菜、果物、魚などをたべていた。昔は仏教の影響では生臭いものを良くないとされていたが魚、卵、鶏肉なども時々食べられた。牛肉を食べることを禁止され、食べたらそれを社会的にも批判になった。でも時代を変わって西洋の影響で今は牛肉も豚肉もスリランカの食文化に取り入れている。


                   伝統的な作り方 ー 資料― www.dailynews.lk

 煮たり、揚げたり、焼いたり、茹でたりして食べ物をこしらえる。香味料として香辛料、唐辛子、ターメリック、塩、砂糖、胡椒、マスタード、ごま、酢、鰹節、ショウガ、大蒜、ココナツ油、ココナツミルク、カレーリーフ、クミン、タマリンドなどを使う。香辛料を良く使って作るので辛くなってしまい外国人に食べられないこともある。レストランやホテルなどでは外国人の口に合うように料理をこしらえる。

                   香味料       ー  資料-www.serendib.btoptions.lk

 普通に昼ご飯はカレーライスである。カレーライスと言ってもカレーはいくつかの種類を作って一杯ご飯と一緒に食べます。カレーを作る時普通は一つの野菜で一つのカレーをつくります。「例えばジャガイモカレー、茄子カレー、南瓜カレー、キャベツカレー、人参カレーなど。」スリランカでは魚と肉もカレーにする。一般的にスリランカでは食物をこしらえるとき、特にカレーを作る時レシピによって作らないので作る人によって味も違う。

カレー

                カレーライスの以外にミルクライス、ホッパー、ピット、ロティー、ストリングホッパー、コットーなどを食べられる。スリランカの文化では何かするときミルクライスを食べる。それはミルクライスを食べると縁起がいいと信じるからである。そして米と菜っ葉の汁をよく入れて作るケンダというポリッジを食べる。健康に良いケンダは普通朝ご飯の前に食べる。西洋から伝わってきたパン、麺、バーガー、パスターなども今有名がある。

                       ピット        資料-www.newyork.seriouseats.com

 スリランカでは伝統的なお菓子と西洋のお菓子もある。アイスクリーム、ケーキ、チョコレート、カスタード、クッキーなどをよく食べられる。米粉、砂糖をよく混ぜて油で揚げてつくるオイルケーキ、ムンオイルケーキ、コキス、アースミ、アッガラー、アルワ、ペニワラルなどの伝統的なお菓子をお正月に作って食べる。その他にカードと一緒に蜂蜜を混ぜてたべる。


                            伝統的なお菓子



スリランカのカレーライス  -昼ご飯

食習慣ではスリランカ人はカレーを取ってご飯と混ぜて手で食べます。音を出して食べること、左手で食べること、食べている右手でスプーンなどを取ること。ご飯を口のなかにあるとき話すことをマナーとしてよくないとされている。普通は昔からも家族の全員が一緒に食べたが現代は一緒に食べることを晩ご飯に限られてある。そして友達同士、夫妻、同僚、兄弟を一つの弁当で一緒に食べることをある。それが私は個人的に他人とのある関係の強さと人間として皆平等だと現すためだと思う。日本人は食べるとき紅茶やお茶を飲む習慣があるのにスリランカには普通水だけを飲む。

                カレー レシピ




朝ご飯に

伝統的なお菓子